母の手編みの品々

セーターや帽子、マフラー、ベッドスプレッド、などなど

私が子供の頃から編み続けているので

棒針、かぎ針、レース編みのものが

たくさんあって

これもどうしようかと途方に暮れています。

 

母の編み物の凄さは本当一目置いてます。

ベッドスプレッドは何枚あるかしらん。

かなりの大物です。

このようなものを何枚も編むのを

むしろ楽しめるなんて

ちゃんと勉強してオリジナルを作れるようになっていれば

ニットデザイナーにもなれたんじゃないかと思います。

 

特に最初の癌手術の後

下剤なしでの排便が困難になって

出かけることが億劫になってからは

家で家事の合間に座って休んだら

編針や編み棒を手にしているという感じでした。

 

母の遺品整理を始めた当初は

メルカリとかで安価に譲って

誰かに使ってもらおうと考えておりましたが

本の通りに編んだものをやり取りするのは

どうやら著作権上問題があるようなのです。

 

母のものは本を見てその通りに編んだものばかり。

自らデザインしたりしたオリジナルは全くないのです。

う〜む・・・・

サイズ的には私にも着られるものなのですが

防虫剤保管していたものがあったり

クリーニングに出したものと一緒に保管してあったりして

何年経っても着られそうにありません。

 

例えば・・・ですよ

ネット上では難しいかもしれないけど

患者の一時避難所として

実家を改装するための寄付を募るという形で

寄付者に編み物作品を選んでいただく

というような形態なら

大丈夫かな?

とか色々考えております。

 

とにかく捨てるのは

あまりに悲しいよね・・・

さりとて置いておいたところでね

管理も大変だしね

と思ってしまうのでした。